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星亮一著「会津籠城戦の三十日」

 戊辰戦争での会津籠城戦は多くの語り草がある。星亮一著「会津籠城戦の三十日」では籠城戦に加わった会津藩士・その妻子や官軍としての諸藩士が書き記したもので構成しているため、より現実味を著してしている。とりわけ首を持参しての籠城参加の妻女や空き家となった武家屋敷での強奪を行う官軍兵士、強奪品を荷車に積み、市場が立ったという箇所は戦のもつすさまじさを現している。

 会津の恨みは永く続く訳でもあり、東北諸藩は西国に比べ、この戊辰戦争により100年も明治政府により開発が遅らされ、やがて昭和初期の時代に流れる下地になったなど思えた書です。

会津籠城戦の三十日 Book 会津籠城戦の三十日

著者:星 亮一
販売元:河出書房新社
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  《追記》補章・解説として鶴ヶ城を執筆している戊辰戦争研究会会員の村井雅子氏の鶴ヶ城についての解説は非常に参考になります。会津若松城を見に行くときの必読本と思える。とりわけ北の出丸について興味をそそる。この北の出丸を作ったのは築城者の蒲生氏郷なのか、調べてみたい。

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