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春を呼ぶ―球春とお神楽

022_3 春季高校野球が始まった。4月21日の栃木県大会を前に三地区で県大会出場決定の試合が4月7日にあった。

 その4月7日に栃木市総合運動公園野球場に栃木商業と足利工業との試合を観に行った。春の風に誘われ、45分のサイクリングだった。

 試合は6対0で足利工業が勝った。

初回に栃商の守備のボンヘッドミスと三塁打での2点を足工が入れ、その後2対0のまま8回に足工が4点を追加し、ゲームセット。

006_2  栃商の敗因は守備のボンヘッドとチャンスでの一発が出なかったことだ。8回の表の足工、ワンナンウト2・3塁で次の4番打者を敬遠した。ベンチの指示で。これでピッチャーの気合いが切れた。満塁で足工の集中打が始まり、4点を入れられた。キャッチャーの仕草から勝負したかったようだ。

 栃商の中でキャッチャーとショウトの選手が印象が残った。守備と打撃を鍛えて、夏の大会を目指して欲しい。三回戦まで進めるチームになれる。

 それにしても栃木市総合運動公園は何時できあがったのだろう。運動公園のネットを見ていたら公園の園長の顔写真が出ていた。ひょっとしたら中学三年の時の同級生かもしれないと思えた。いずれ確かめよう。

025 4月10日、わが村の春日神社で春季大例祭が執り行われた。境内と参道の桜は満開。とりわけ、朝の参道の桜は3分咲き。祭が終了した午後3時は満開となっていた。

 この集落では5つの班に分かれており、順番で、春・夏・秋の春日神社大例祭に参列が義務つけられている。例祭が4月10日と決まっているため、一般の参列が10人もいない。日曜土曜の開催を唱える参加者が多かった。宮司が駄目と言っているみたいだった。参列者をいかに増やすか、考えていない。

039 境内では『太々お神楽』の奉納舞が模様された。地元の人達みたいだった。始る前に一行一座にどのくらいの時間で演るのかと聞いたら『三時間はかかるナ』との返答だった。その通り、午前11時30分から休憩をはさみ、午後3時まで延々とお神楽の舞が続いた。 後半では『もち』など釣竿にしばり、参列者に渡し、受け取った参列者は『おひねり』を釣り糸にしばり、演者が受け取る光景があった。『大道芸だな』と思ったりした。

045_3 家に帰り、パソコンで検索して出てきた。大神楽リンク集によれば、神楽とは、神を祭る時に奏する舞楽のことを言うが、神楽には舞、歌、囃子、茶番、寸劇そして曲芸ありと、まさに日本の民俗芸能の集大成と言えるほどの総合芸能と指摘があった。

 さらに江戸時代ではお伊勢詣りが大衆の信仰とレジャーをかねた最高の行楽となり、伊勢へ参拝する人々が増加するのと並行して、伊勢から各地へ出張し、神札の配布や祝祷を行う太神楽の巡回も盛んになった。

049 すなわち、太神楽とは地方の信者の参拝を代行する、つまり代参の意味から「代神楽」だったという説があるとの解説書きがあった。

 『太々神楽』は各地方での伝承があり、元々江戸期に村の神社のお祭りで栄えた芸能だ。地域での振興と同じく、後継者不足が深刻となり、伝統芸能の保持も難しくなってきていると思える。

 神殿に奉納する舞から一般参列者が感動する『舞』でないと、やがて保存のための保存伝統芸能になっていく。

                    《夢野銀次》

 

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