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確かな力と成長ー黒羽高(栃木県夏の高校野球)

002  宇都宮市にある清原球場のスタンドには日除けのひさしがない。猛暑の夏の高校野球の観戦にはそれなりの暑さ対策が必要。健康保険証も持参していく。

  「清原球場は宇都宮市営なのだから、決勝戦は県営球場でやるべきだよ」と観戦者の人が呟いていた。その清原球場に7月21日に行く。第97回全国高校野球選手権栃木大会、3回戦2試合を観戦してきた。

  第一試合の文星芸大付属高対佐野日大高は6対3で文星芸大が勝つ。この数年、組合せの関係で文星芸大は1,2回戦で敗退してきている。しかし、この日の文星芸大は走攻守が整えられ、よくきたえられている印象を受けた。好チームだ。006

  敗れた佐野日大。目に見えないミスがある。バックアップ、スローイング、捕球などで点を失っていく要因を積んでいっている。

  文星芸大のチームカラーは「負けない」チーム作りを目指しているのかもしれない。走塁、外野犠牲フライでの得点を見ていくと無駄のない進塁や打撃が目立つ。以前見て来た埼玉大会における浦和学院と良く似ている印象を受けた。これに打線にもう少し破壊力が加われば、甲子園で勝てるチームに成長していく。

 宇都宮学園から引き続く強豪高の復活は近いと感じた。

012  背番号10番が栃木工高の先発と発表された時、黒羽高は舐められたのかなと思った。

  トーナメントで戦う以上、一戦必勝で臨む試合に何だか水をさされた感じがした。確かに黒羽高は1,2回戦止まりのチームに見えたのかもしれないが…。

  ところが、いきなり1回の表に一番打者の阿久津がレフトオーバーのランニングホームランで先制するのだ。鋭いライナーはレフトがギョと慌てのが分かった。気持ちの良い怒りを見ることができた。

さらに3回の表、一死3塁でスクイズバンドで一点を加点して2対1と栃木工をリードする。

018  「昨年のチームから随分と成長している」と感じた。昨年は140キロ速球投手、荒川祐貴選手が中心としたチームからチーム全体で底上げした力を示してきている。

  監督、指導者の影響なのか?昨年から黒羽高の監督に就任しているつくば大出身の斎藤慎太郎氏。017_3

  「大会4日目に行われる鹿沼対黒羽は、斎藤忠監督、斎藤慎太郎監督の父子対決であり注目したい」と栃木県大会パンフレットの展望、「見どころ」に記述されている。

 その1回戦、鹿沼を破り、2回戦では足利工高を2年生エースの嘉久和投手が完封して3回戦に勝ち上がってきている。昨年の1回戦、1回降板の屈辱を挽回してきた嘉久和投手の意気を感じさせてくれた。

 試合は6回に逆転した栃木工が4対3で勝ち、準々決勝への進出を決めた。

024  それでも8回に黒羽高は1点を入れ、1点差に詰め寄った。栃木工のエース倉持投手が救援マウンドに上がった。球速130キロ代の速球で黒羽高は4連続三振を喫して、試合終了となる。

  負けた黒羽高のナイン。一塁側ベンチ前に整列して、勝者の栃木工の校歌を聞く。「悔いのない試合をした」という気持、確かな力と成長を感じている雰囲気が伝わってきた。

  明日から秋の大会に向けて新チームがスタートする。昨年の7月に黒羽高を訪問した私に斎藤監督は車に近づき、「夢野銀次さんでね」と挨拶を戴いた。すがすがしい若い監督との印象がある。これからの指導に期待したい。

  黒羽高のブラスバンドを含めた応援、音楽、リズムと声援が調和して実にうまい。夏の大会は応援を観戦するのも楽しみの一つだ。

                                        《夢野銀次》

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コメント

銀次のブログを送ってくださり、どうもありがとうございました。私も歴史街歩きは好きで、時々友人と出かけますが個人の楽しみの範囲です。地域を知るだけでなく探求心を持って巡りまとめ記録する、考察する、といった一歩踏み込んだ姿勢に感心しながら読ませてもらいました。

第3章の 栗橋から関宿、野田、流山、行徳、小名木川、日本橋の編は、行った所も多く、身近な気持ちで読みました。
テレビや映画のことも、そうだねとうなずくことあり、興味深かったです。

投稿: ほそだかずこ | 2015年7月23日 (木) 22時28分

 お元気そうで何よりです。その2、ありがとうございます。以前なら興味がない分野ですが、最近はそうでもなく、年齢のせいかとも思うこのごろです。とりわけ、都市の川めぐりには、最近関心をもっているので、面白く読ませてもらいました。
 うちの坊主2人とも、昔都立の★と言われた高校で野球づけの生活を送ったので、今でも妻は、応援に江戸川や神宮にいっています。高校野球は面白いですね。
 こちらの職場もいろいろ変化があり、やっと純増2人連続というい状況で、なんとかやっていますので、ご安心ください。では、失礼いたします。

投稿: やまざきまさあき | 2015年7月24日 (金) 01時20分

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