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獨協医大病院に入院します

Pb090124_4 「最低2か月は入院となります。声帯を失うこともあります」と獨協医大病院耳鼻喉科の医師は私に言った。

「2カ月も……」と唖然とする私。

 8月31日の「メディカルとちのき」で人間ドックを受け、食道ガンの疑いがありということで壬生町にある獨協医大病院で検査を受けた。担当の第1外科では「食道ガンの初期で0~1.3,4日の内視鏡手術となります。念のためペット検査を受けてください」。

 ガン検査専用のペット検査を受ける。「下咽頭ガンとリンパに転移していることが判りました。耳鼻喉科に行ってください」といわれ、放射線治療と抗がん剤治療で2か月に入院となった。 

Pb090115_6  「イチョウ並木、綺麗に色づきますよ」と私の検査に実習生としてついた女子医大生が話してくれた。9月下旬に検査が始まった時だ。そして11月12日に入院が決まった。

 放射線治療用のデスマスクを11月10日に行い、あとは入院ということになった。栃木街道から獨協医大病院に続くイチョウ並木は黄色に色づいていた。

  獨協医大病院内部の広さには驚いた。放射線科、口腔科と検査移動で8000歩を記録した日はさすがに疲れた。「検査入院をする」ということも分かるような気がした。

Pb090127_3 外来患者や職員を含めた人が多いのにびっくりする。外来者数は一日3000人。予約なしの検査待ちでは2時間は覚悟するようになった。

 当初は獨協医大病院は栃木県上都賀郡西方町(現在の栃木市西方町)に建設計画であったが、土地収用の関係で現在の下都賀郡壬生町に昭和49年(1974)に開設されたと聞いている。すぐ上の兄と兄嫁もこの獨協医大病院にお世話になり、旅立っていった。

 栃木県には長年、医師養成機関として医科大学がなかったが、下野市の自治医科大病院と並んで2つの医科大学病院が出来上がった。

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 ~空にむかってあげた手に 若さがいっぱいとんでいた 学園広場で肩くみあって 友と歌った若い歌 

 ~涙流した友もある 愉快にさわいだ時もある 学園広場に咲いてる花の 一つ一つが想い出さ

 ~ぼくが卒業してからも 忘れはしないよ いつまでも 学園広場は青春広場 夢と希望がある広場

 (「学園広場」昭和38年10月、作詞:関沢新一、作曲:遠藤実、歌:舟木一夫)

 イチョウ並木を見ながら学生時代の頃を思い描いた。……舟木一夫が歌った「学園広場」の詩の中に、それはある。入院する11月12日は学生時代に付き合った女性と初めて出会った日でもある。勉学に励まず、学生演劇・全共闘運動と大学のキャンパスを走り回ったあの時の息遣いと躍動感を胸に秘めてガンと向かい合っていく。

 ――イチョウ並木の向こうには栃木街道が通っている。必ずこの道を通って家に帰り、もっと栃木のまちの歴史と幕末を究めていくつもりでいる。

                                     (夢野銀次)

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