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 令和3年10月―柿・我が家の猫・堂場舜一著「チェンジ」

100_0269  今年の10月も暑い日続いている。昨日(7日)は幾分涼しかったが、今日も30度近く暑い。地球温暖化というよりシナリオ作家の倉本聰が言うように「地球熱帯化」が進んでいるような気がする。

 ……今年も我が家の次郎柿に実がなった。去年より少しだけ多めに実が成っている。しかし、一昨年のように食べきれないほど柿の実はなっていないし、元気が感じられない。

 どうしてなのか?前々から気に病んでいた。

100_0287  夏樹静子の「検事霞夕子」を読んでいると、北海道釧路地検・帯広支部の庁舎から検事霞夕子が、「自宅(東京)の寺の庫裡の裏に一本ある柿の木がたわわに実をつけて、西陽に輝いているありさまが、キーボードを叩いている夕子の目に浮かぶ。小ぶりな実だがなかなか甘く、でも土の養分のせいでか一年おきにしか実らない。今年は収穫の年に当たっていたのだ」と、婿養子の住職の夫吉達から届いた柿と手紙に思いをよせる描写がでてきた。

 柿は一年おきに実をなすのか?この文章を読んで、一年置きに柿の木がたくさん実るのは我が家だけではないことを知り、少し安心した。

 元々、我が家の土地の土壌は良くないと思っている。菜園を耕すたびに小石を拾って10年過ごしてきた。それでも今年は柿の木や杏の木に肥料養分を与えて果実の収穫をしていきたいと思っている。

100_0277  5月の連休の時に植えた茄子。7月、8月とあまり実が成らず,お仕舞いにしようと思っていたら9月半ばを過ぎてから茄子に花が咲き始め実が成って来た。20cm下に元肥を施していたが、茄子の根が肥料成分を吸収しだして、それで実が成り始めたのか?

 去年も同じく9月半ば過ぎからたくさんの実が成りだしている。解らない。以前は7月、8月と毎日茄子を食べたような気がするのだが……?

100_0283  14歳半と高齢の猫になっている「銀太」。

 最近、夜中に唸るような泣き方をするようになった。動物病院の先生は「昼間寝ていて夜中にそういう泣き方をするならば認知症かもしれない」と仰ってくださった。

 ネットで検索すると「10歳以上の高齢猫は、聴力や視力が急激に老化したことによる不安感から、夜泣きをしてしまいがちです。特に認知症や痴呆症にかかっている猫は夜泣きをしやすく、その声は大きく唸るように響き渡るので、近所迷惑になることも。もし愛猫が深夜に一点を見つめながら泣き続けるときには、認知症や痴呆症の疑いがあります。早めに動物病院を受診するようにしましょう」と記載されていた。

 高齢の猫は認知症になること。それも目や耳の衰えから不安になり唸るような泣きをすることを初めて知った。今まで飼っていた猫のほとんどは9歳以下で亡くなっていたから高齢の猫については無知だった。幸い我が家と隣近所とは家屋が離れており夜中に泣いても近所迷惑にはならないということで気持ちは楽でもある。

 夜中に泣いている時は優しく抱き寄せて添い寝をする。薬で治療するか、獣医と相談していくことにする。加齢は私たち夫婦だけではないということなのだ。

100_0286  9歳半の雄猫の「ポンタ」は体重7.85キロと大きい猫だ。

 2か月前におでこから膿が出ていたので動物病院で診てもらった。切り傷だろうという診たてで化膿止め注射を打った。しかし、その後も膿が出る。昨日、動物病院で診てもらったが、切り傷ではなく、おでこの下が空洞になっていることが解った。口内炎からくるがん細胞が炎症をおこして鼻を伝わりおでこに感染している可能性がでてきたのかもしれない。しかし、はっきりとはまだ分からないと動物病院の先生は言った。とりあえず2週間効く化膿止め注射を打ち、2週間後再度化膿止め注射を打ち、がん検査依頼を行い治療を施していくということにした。

 私が膀胱がん,食道がん、下咽頭がんで経過観察中であるが、我が家の猫は歴代9歳の壁にぶち当たってきた。これを乗り越えてほしいと願う私だが、ポン太については成り行きにまかせて動物病院通いをしていくつもりでいる。

Photo_20211008162201  警察小説を数多く書いている堂場舜一の作品の中で、犯罪被害者の支援にあたる「警視庁犯罪被害者支援」のシリーズとして8作目が講談社文庫書下ろし文庫本として2021年8月に「チェンジ」という題名で発刊されている文庫本を読んだ。

 この小説の中で私が住んでいる栃木市がでてくるので一味違っておもしろく読んだ。自分が住んでいる栃木市の街並みをプロの作家がどういう風に描写しているのか、興味をもって読んだ。

 主人公の警視庁被害者支援課の村野秋生が病欠してる捜査二課の八島勝が実家にいる栃木市を尋ね,訊き

Pa2100511  「栃木県栃木市。JRと東武線が乗り入れるこの駅に、村野は昼過ぎに降り立った。栃木市は、市街地に古い蔵が多くあり、それが観光資源にもなっているようだ。駅の北口を出ると、高い建物はあまりなく、広々と空が開けている」。

 駅前の風景は確かにこの通りだ。つづいて八島を話し合う場所の巴波川沿いが次のように記されている。

Pc2500911  「古めかしいデザインの橋を渡ると、その先は遊歩道のようになっている。石畳の道路で、川沿いには柳の木と小さな灯籠。細い川を、遊覧船がゆっくり行くのが見える。こういう川が流れる街は風情があるものだ、と村野は感心した。一方で、急にリアリティのない世界に入りこんでしまった戸惑いを感じる。観光地というのはこういうものだろうが……川の反対側には普通に商店が立ち並んでいて、観光客らしき人たちがゆっくりと歩いている。しかし,『賑わっている』ほどの人出ではないので、川の方を向いて話していれば目立たなく、誰にも話しを聞かれないはずだ」。

 「幸来橋」から巴波川沿いの描写になっているが、風情ある街だとしながら賑わっていないと記すなど、堂場舜一は今の栃木の街を見つめて感覚的に描写をしている。さすがの眼力だと感心をした。

100_0281  10月中頃から11月にかけて「サツマイモ」と「サトイモ」の収穫を行う。

 あわせて、下咽頭がんのスコープでの検査と内視鏡による食道がんの検査が控えている。

 先月の9月17日に膀胱がんの3回目の再発で内視鏡による手術を受け、一週間入院した。その時、病室で「美空ひばりの第15回広島平和音楽祭」をYouTubeで観て感激した。退院後に「銀次のブログ」に「第15回広島平和音楽祭の美空ひばりのステージ」を描いた。一度ブログに描きたかった人だったのだ。

 9月1日に73歳を迎えた。歴史散策と現地学習、家庭菜園、栃木での日々のくらしを「銀次のブログ」に描きながらがんとむきあって生きていくつもりでいる。

                   《夢野銀次》

≪引用書籍本≫

夏樹静子著「検事霞夕子 風極の岬」(2004年4月新潮社発行)/堂場瞬一著「警視庁犯罪被害者支援課8 チェンジ」(2021年8月講談社文庫発行)

 

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