住まい・インテリア

ガス給湯器-地下水には弱い

P_kyu_look011_2  先日、北側の壁に設置してあるガス給湯器から水がたれているのを見つけた。急いでLPガス供給会社に連絡し、来て診てもらった。

ガス会社の人が言いました。「給湯器の中にある熱交換器に針ぐらいの穴が開いています。修理会社に連絡し、お宅と修理会社とで修理日や部品と修理代については話しあってください。当社は紹介ということになります」と言った。

 2年前、築11年中古住宅を購入する際、この給湯器を新しく購入した。その契約内容は10年契約で購入費用25万円をそのガス会社が供給するLPガスを使用して償却する無料購入方式。但し、10年未満途中解約の場合、残存価格をガス会社に支払う内容だった。

 
 たった2年での故障なので、補償はないのかと聞いたところ「お宅様の場合、地下水(井戸水)なので対象外なのです」と答え、さらに「この熱交換器は銅版でできているため、地下水に含まれている鉄分に銅は弱いため、すぐに故障しやすいのです」と言ってきた。「新規購入設置の際、一切そういうことは提示していなかったのではないか」と少しムカッとした。

 修理会社と連絡がとれ、3日後に来てガス給湯器の中の熱交換器を取り替え修理を済ませてくれた。修理会社の言うには「ガス給湯器が地下水に弱いことを大抵のガス会社はお客さんに言いませんね。ある会社では地下水のお宅にはガス給湯器を販売しないし、販売してもメンテナンスなど責任をもたいとはっきり言ってますネ。お宅の場合、よく水がたれていることを見つけましたネ。早く見つけたため大きな修理には至らなかったんですよ。この熱交換器を取り替えても、1年~2年で劣化します。1年過ぎたら、注意してガス給湯器を見ていた方がよいですよ」とのアドバイスを受けた。ガス交換器が地下水に弱いことをガス会社から言われていなかったためか、今回は取り替えた熱交換器代はサービス無料にして、出張修理手間代だけにしてくれた。

Gas_top01_041 現在、ほとんどの住宅に公営水道が敷かれている。引っ越しする際に地下水であることを承知していたが、あまり深く考えなかった。仲介した不動産屋は共同して水道管を引くことを勧められたことを思い出した。

  住宅界では床暖房や太陽光を活用しての省エネ住宅が推進されている。しかし、地下水の家では『難しいですね』とその修理会社の人は言った。さらには、購入する際、ガス会社の対応、なんでもガスを使用してもらう考えで、地下水に弱い、故障しやすいことを言わない契約方法は消費者の選択権を奪うことになる。地下水では故障しやすいが利便性を考え購入するとか、地下水でも可能だが音がうるさいけど石油給湯器にするとか、選択検討することを奪っているからだ。こうしたやり方は「いずれ消費者からバッシングを受けるかもしれませんネ」と言って、帰っていった。

 10年間、修理しながら現在のガス給湯器をだましだましで使っていくのか? 残存価格を支払ってガス会社との契約を解除して石油給湯器(20万~30万円)に切り替えるか? 100メートル先に通っている公営水道の本管から自費で給水管を引くか(約200万~300万円)?…。 

 公営水道で生活してきた自分にとり、今回のことで地下水の問題点やリスク等、今改めて提示され、考えさせられてきた。

                            《夢野銀次》

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